兵庫県宝塚市のマシンピラティススタジオ、studioY(スタジオイグレック)です。
今回は、ピラティスで見られる身体の変化についてです。

ピラティスでの身体の変化

当スタジオでは、お身体の変化が分かり易いよう、ご希望の方にはセッション前後のお写真をお撮りし、比較していただいています。
(ご希望の方のみですが、許可なく公開することはございませんので、差支えなければぜひ一度おすすめ致します。)
特に後ろ姿は、なかなかご自分で見る機会がなく、「初めて見た~」と言われる方もいらっしゃいます。
(背中やおしり周りのラインを気にされる方が多いです。)
その方により、セッション後の変化が見られるところは変わりますが、良く変化が現れる箇所としては、
サイドからでは、

  • 全身の重心
  • デコルテ、バストライン
  • 肩の位置
  • 腕の位置

後ろからでは、

  • 背中の使い方
  • 肩の位置
  • ウエストの位置、細さ
  • おしり

などに変化が見られることが多いです。
特に上半身は、60分という短い時間でも変化をお分かりいただきやすいです。
クセの影響が出やすい脚部は、使い方の修正や矯正に時間がかかることが多いですが、ご自身での使い方や重心、立ち方には変化を感じていただけるかと思います。

また、身体は通常、動き続けることが多いので、静止状態でのチェックだけでなく、様々なエクササイズを通して、身体を動かしながら状態を探っていくことも重要です。
動きにくい箇所や、逆に動かすのが得意で真っ先に動いてきてしまう箇所、回旋が入りやすい場所などは、ピラティスのエクササイズのなかで判断していきます。
分かり易いところでは、立位の状態から前屈をしていくと、手が床に届かなかった方が、セッション後には床に近づいている!ということもよくあり、動きの中での変化も良く見られます。

ピラティスでのヒップアップ

その中でもここ最近、皆さんのお身体の変化でとっても変わるな~!と思う箇所のひとつは、おしりです。
本当に使い方が変わり、見た目にもキュッと高さが出てきます!
おしりのトレーニングは流行っていて、おしりトレーニング専門のジムなどもありますが、ピラティスで行っていくおしりの使い方は、ボリュームを出すための高負荷トレーニングではなく、股関節とともに機能性を高めることで、自然ときちんとおしりを使えるようにすることです。

おしりは一見、お肉?のようなイメージもあるかもしれませんが、実は結構しっかりとした筋肉がついています。
おしりの主な筋肉は、「殿筋」と呼ばれますが、大殿筋・中殿筋・小殿筋と分かれます。
それ以外にも、おしりを構成する深層の筋群もあります。
筋肉は何歳からでもトレーニングすることが可能です。
筋肉がしっかりついているということは、ヒップアップも何歳からでもできるということです。

よく、「おしりが垂れてきた」「おしりが無い!」「四角くなってきた気がする」というお声をお聞きします。
実際、おしりがサイドに逃げてしまっていることは多く、うまく使えていない場合がほとんどなので、使い方にちょっとスイッチを入れてあげるだけで、とても変化が現れます。
おしりを正しく使えるようになると、歩く・立つという日常での生活でも、本来使われるべき筋群がしっかりと働くようになり、引き締まったかたちになってきます。
また、中殿筋という、おしりをサイドから支えてくれている筋肉をトレーニングすると、身体のブレが減るので、疲れにくく、階段の上り下りも楽になったり、脚の軽さを感じたりします。

ストレッチをかけながらでのトレーニング

おしりの筋群は、股関節との関りも大きく影響するため、上半身と下半身を股関節から分離させて動かすやり方や、伸びにくくなっている箇所を、しっかり伸ばしていくこともセットで行います。
ストレッチは知っているし、ご自宅でもやっているよ、という方もいらっしゃるかと思いますが、ピラティスでのストレッチのかけ方は、単に筋肉を伸ばすだけでなく、腹筋など、身体の他の筋群もしっかりと使いながら伸ばしていくことに特徴があります。
そうすることで、普段の生活の中に落とし込みやすく、日常的に使われるべきところにスイッチが入ってしっかりと機能する、というメリットがあります。
このあたりは特に、マシンピラティスの得意なところです。
マシンを押しながら脚の付け根を伸ばすことに加え、押すことで殿筋群と腹筋群にスイッチを入れていきます。
そこからさらに、体側を伸ばしたり、腰部を伸ばしたりと、様々なバリエーションを加えることができます。

宝塚ピラティスヒップアップ 

脚の力だけでなく、おしりとコアの力も使いながらキャリッジ(台)を後方へ押していくエクササイズです。
さらに、伸ばしている方の脚の付け根(股関節伸筋群)をストレッチしていきます。
簡単そうに見えますが、キャリッジを戻してくるときも、おしりの筋群を使ったままコントロールしておきます。
スプリングでの負荷、スライドすることでのストレッチ要素、どちらもリフォーマーならではのエクササイズです。
動きの中でのストレッチ、体幹部を使った状態でのストレッチで、日常でも効果的に使いやすい身体に。


マシンピラティスではひとつのエクササイズにおいて、全身に影響を与えるような使い方をしていくことができるので、効果を実感していただけるのが非常に早く、おすすめです。

普段から身体を意識できるピラティスを

ピラティスをはじめ、様々なトレーニングに取り組む時間は、24時間の中でもわずかな時間です。
これを1週間単位でみると、もっと短い時間になります。
普通に座ったり立ったり、歩いたりしている時間の方が長いのです。
なのでピラティスでは、いかに普段の生活の中で、使いたいところを正しく、最終的には無意識化で働かせることができるかを目指します。
これは姿勢に関しても同じです。
その時だけ筋出力を上げても、あまり意味がありません。

普段から正しく使えるようになると、ただ歩くだけでも殿筋がしっかりと使えるようになるので、極端なボリュームアップを狙うのでなければ、そこまで高負荷なトレーニングを頻繁に行わなくても大丈夫なのでは?とわたしは思います。

殿筋群が硬くなっている場合も多いですが、硬い状態でトレーニングを行っても、より良い効果が得られないため、ストレッチやほぐしのワークを先に入れていくこともあります。

ダンサーの方で、バランスを安定させたい、足を開きたい(アンデュオールしたい)という方にもおしりの筋群がしっかりと働くことは大事ですが、特に外旋(外巻き)での使い方を意識していきます。
摩擦で足を開いていくと、膝下が捻じれたり、その影響で膝を痛めたりしやすくなるので、股関節から外旋できるような殿筋の使い方をセッションではご紹介します。
また、普段外旋が多い場合は、逆に内旋させての動きも取り入れていきます。

たった1時間でも、身体の変化や効果を感じていただけます。
ぜひマシンピラティスをご体験ください。
いつもと違った身体の使い方、脚の使い方、身体の軽さでお帰りいただけますよ。

ピラティス宝塚

阪急「逆瀬川」駅東口 徒歩5分
阪急「宝塚南口」駅徒歩7分

〒665-0021
兵庫県宝塚市中州1-3-20 2F

studio Y i-grek
(ピラティススタジオ イグレック)

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