Pilates Summit 2020

兵庫県宝塚市のマシンピラティスプライベートスタジオ studioY です。

バレエやダンスをされる方のトレーニングや、コンディショニングとしてのピラティスもご提供しています。

長く踊られている方から、大人になってダンスやバレエを始められた方まで対応致します。

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オンラインでのイベント

このようなご時世で、さまざまなイベントやライブ、演劇やセミナーが中止や延期となる中、

オンラインにて開催されるものが急増しましたね。

皆様の中にも、オンラインでのイベントやレッスン参加、

ネット配信による生中継などを楽しまれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

わたしはというと、ピラティスのオンラインセミナーに参加していました。

Pilates Summit 2020

新型コロナウイルスの影響というものは、もちろん日本国内だけではなく、世界中で大変な状況になっているわけですが、

その世界中で、本来予定されていた様々な分野でのイベントや会議などの集まりが中止になってしまっていますよね。

実はピラティスにも、毎年アメリカで開催されているPMAというイベントがあるのですが、

こちらも今年2020年は、中止となってしまいました。

通常は、世界中からピラティスの指導者が集まり、

様々なワークショップが行われる、いわばお勉強会のようなものです。

（今となっては非常に密な環境であると感じるのが不思議です・・・。）

今年は形を変え、『Pilates Summit 2020』というものがオンライン上で開催されることになりました。

様々な指導者が開催するワークショップを、オンラインで閲覧・参加することができるのです。

これはすっごくありがたく、またとても新しい試みだったなあと思いました。

もちろん、「旅行がてらPMAに参加する」というのもアリだとは思いますが、

海外に気軽に出られるようになるのは当分難しそうです。

このような状況下でも、海外の指導者からの動きのエッセンスを取り入れる機会があったことは、

本当に素晴らしく、また時間的にも、もちろん費用的にも、

参加者・主催者ともにメリットが大きかったのではないかと思います。

参加者は基本的にはスタジオを運営していたり、クラスを持っていたりする人たちの集まりですので、

そのスタジオやクラスに穴をあけずにすむ、というのも価値のあるものであったように感じます。

しかも録画視聴ができるので、時差の問題もクリアに。

このPilates Summit 2020には、Pilates エクササイズの生みの親であるジョセフ・ピラティス氏より、直接指導を受けていたといわれる先生方も登壇されており、様々なお話をしてくださっていました。

この直接指導を受けていたといわれている指導者も、ご存命の方が少なくなっている中、本当に貴重な機会だったと思います。

海外のこうしたワークショップの特徴として、マットワークのためのクラスだけではなく、

様々なイクイップメント（ピラティス用のマシン）を使用したクラスも用意されています。

日本ではこういった、オンラインでのマシン使用のための勉強会やクラスをまだあまり見かけないんですよね。

まだまだ「ピラティスはマットでするもの」という感覚が背景にあると思います。

また、スタジオや住環境のスペースが日本と比較して大きいこと、

マシン製造メーカーがアメリカのものがシェアが大きいことも関係し、

個人宅でもマシンを保有している人が多い印象もあります。

国内では、個人的にそれほど魅力的に感じるワークショップがそう多くないのですが、

こちらはすごく楽しむことができました。

ワークショップやクラスの数がとても多いんです！

開催期間は３日間あったのですが、

同じ時間帯に複数のプレゼンターの先生のクラスが開催されている状態です。

もちろんマシンを使用したクラスだけでなく、

クラシカルなマットピラティスクラスも、難しいながらもとっても良かったです。

これも、国内でフルバージョンで受けられる機会はなかなか無いかな、

と思いますので、とても良い体験になりましたし、

ピラティスのあり方を、改めて感じたように思いました。

今回、良かったなーと感じた指導やエッセンスは、

オンラインクラス、プライベートセッション共に、いろいろと取り入れています。

様々なピラティス

ピラティスには現在、様々な流派・・・、というか資格認定団体があったり、

指導者によっても、その特徴的なカラーがあります。

日本だけでもいろいろとありますので、世界中で見ると、もっとたくさんの団体に分かれていることになりますが、

わたし自身はいつも、「どこの団体であるか」ということには全然こだわっていません。

違う団体や考え方のやり方であっても、良いなと思うものを取り入れていきたいと思いますし、

固執しすぎると、自分のやり方だけでなく、クライアントであるお客様の可能性の幅まで狭めてしまうと思うからです。

様々な要素を取り入れている方からピラティスの指導を教わった経験から、

そのような考えに繋がっているように思います。

それらを試すうちに、自分の考えるピラティスやボディワークのあり方やベースが出来上がり、

いろいろなご要望や身体の状態に合わせたセッションをご提供できるようになるのだと思っています。

ピラティスは、動画などをはじめ、地域でも身近なものになってきているため、

経験してみたことのある方は多いと思います。

違うスタジオやスポーツジムなどでやってみたことのある方も、

「これまでとのやり方と違うかも・・・」と思わずに、ぜひスタジオをご利用いただけましたらと思います。

なるべく、これまでのやり方と乖離しないように努めます。

また、以前に経験があるけれど、

・ピラティスが良く分からなかった
・どこか痛くなってしまうところがあった
・合っているのか分からなかった
・いまいち効果を感じられなかった

という方も、

様々な方法でアプローチ致しますので、

ぜひもう一度チャレンジしてほしいと思います！！

ピラティスは、ダンスやバレエ、スポーツ等の身体表現を必要とする方に、

大変有効なメソッドではありますが、

そうでなくても、日常生活を送るうえで、人が生きる上で、

本来は当たり前にできている必要のある、「身体コントロールの方法」でもあります。

Beautyだけに留まらない、正しい身体の使い方を、ピラティスを通して、習得してほしいなと思います。